歌劇小説
□波乱の嵐?
1ページ/8ページ
いつもラブラブな和樹と龍之介のバカップルですが、今日はなんだか少し波乱の予感…?
【波乱の嵐?】
「(イライライライラ)」
いつもは大人びている和樹が物凄い苛ついている
「…………かっ和樹?」
恐る恐る工が話しかける
「なに?」
効果音は『ニコッ』だが、実際は青筋を立てている
「「「「「(買qィッ!!!!)」」」」」
「いっ…いや…何でもないι」
「そう?」
それだけ言うと先程目線を向けていた先に向き直した
「(イライライライラ(-"-)」
「和樹どうしたの(ひそひそ)」
「あぁ、多分アレのせいや(こそこそ)」
健太がいうアレとは…
「龍くんvV」
「なあに城田さん?」
「いや〜、相変わらず美人だって思ってvV」
「男に美人って言っても意味ないんじゃない?(苦笑)」
「そんな事ないよ?龍くんは実際綺麗だから♪」
いとも簡単に恥ずかしい言葉をサラリとはく城田
それを笑いながら聞く龍之介
今、和樹の目の前には最大のライバルともいえる人物が、可愛い可愛い恋人の龍之介にちょっかいを出しているのだ