歌劇小説
□そうだ遊園地に行こう!!
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東京の某遊園地は今日も平和に運転し始めた
はず………
そうだ遊園地へ行こう!!
「遊園地なんてマジ久しぶり〜!!」
「マジ面白そー!!」
「うわぁ〜、絶叫マシン多いね」
きゃっきゃとはしゃぐ10代組
「子供やな」
「とか言いつつフリーパス券買ってたの誰?」
「俺」
「粕モチてたの!?」
「遊園地なんて何年ぶりだろ」
揃いも揃って美麗な氷帝キャストたちは周りの注目を浴びています
(一応、変装はしてますが…)
なぜみんながこんなとこに居るかというと、それは一週間ほど前の事…
__________
「ねぇ、遊園地行かない?」
それは、長渕剛のモノマネが得意のどこか疎いお坊っちゃんの伊達晃二が言った一言がきっかけでした
「「行く\(゜▽゜)!!」」
遊びたい・青春したい(←関係ないだろ)塁斗とTakuyaはすぐさま賛成します
「どうしたんや、いきなり遊園地なんて」
健太は不思議そうに聞きます
「実は、父さんの知り合いに遊園地経営してる人が居て、遊びに来てってフリーパス券貰ったんだ」
「へぇ〜、流石晃二ん家だね」
のんびり会話に混ざる鷲見
「先着4名。俺も入れて5人で行くつもり」
「いつ行くんだ?」
振りの確認をしながら聞く和樹
「今度の日曜日」
「あーアカン。予定入ってる」
残念そうにいう工
「俺も行かへんで」
「難しいな……」
「大丈夫だよ」
「ねぇ、龍さんは?」
「えっ?」
本に夢中になっていた龍之介が顔を上げる
「何のこと?」
「晃二がね、遊園地のフリーパス貰ったんだって!!一緒に行こぅ!!」
「ちなみに今度の日曜日だよ」
「なに言うてんねん。龍は忙しいやろ」
「ん、別に予定入ってないからいいよ?」
「「「えええええぇぇ!?!?」」」