Poem
□詩集3
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『風の唄』
風が唄っている
あの日のことを想い出させるかの如く
静かに 激しく
胸に刺さった言葉
今なお心に疼いている
傷は癒えることを知らずに
忘れることすら許さない
否
「事実」
それを忘れるつもりは毛頭ない
どんなにツラく痛くとも
それは事実故のツラさ
それは貴方を愛した故の痛み
風は唄う
心に流れる 覚悟という名の旋律を
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