Poem
□詩集1
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『遅いのに』
失ってから気付くモノ
自分にとっての宝物
何より大切だったモノ
離れてから気付くヒト
私にとって心の支え
誰より大事だったヒト
この手から消えていく
零れ落ちていく幸せ
すり抜けていく喜び
全て逃げていってしまう
失ってから気付くモノ
離れてから気付くヒト
もう遅いと知りながら
いつも いつも
終わってから気付くんだ
この手にあった存在は
とても大きな唯一だったと
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