ミニブシ絵本

□ミニブシ劇場−浦島太郎物語?−
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昔、昔、あるところに浦島太郎、あだ名を石田三成と呼ばれている人がいました。
この物語は、浦島…じゃなかった…石田三成くんが体験した不思議な物語です。

ある日、三成くんが釣りをするために海に行った時に出来事です。


兼続くん(子供1)「カメ!!白石の土地をよこせ!!!」
謙信くん(子供2)「…不義だ!」
政宗くん(カメ)「五月蝿い!!あそこは、もともとは伊達の土地じゃ!!」
兼続くん「早く、城と土地、よこせ!!」
謙信くん「不義!」


三成くん「何だ、あれは…?」
兼続くん「白石の土地は、上杉家のものだ!」
謙信くん「うむ…」
政宗くん「痛いっ!!やめろ!!…あっ!!そこのお前!!早くわしを助けろ!!」
三成くん「(関わらない方が身のためだな…)」


兼続くん「白石の地から早く退け!!」
謙信くん「あそこは、上杉のもの」
政宗くん「やめろ!!この馬鹿者!!……って、おい!!お前!!わしがいじめられているのに無視するな!!」
光成くん「(口の聞き方が気に食わないな…無視、無視)」


兼続くん「土地を上杉家に渡すのだ!!義と愛に反すではないか!」
謙信くん「毘沙門天の天罰が下るぞ!!」
政宗くん「おーい!助けろ!!」
三成くん「………」
政宗くん「言い方が悪かった。お願いですから、この哀れなカメを助けてください!!」
光成くん「…仕方ないな。」


光成くん「こら、こら、カメいじめはやめなさい」
兼続くん「このカメは、土地を渡さないを不届きの者のカメだ!」
謙信くん「許すわけにはいかん!」
三成くん「では、これで(1両)今回はカメから手を引いてはもらえないだろうか」
兼続くん「どうされますか?謙信様」
謙信くん「うむ……。今回は手を引こう。兼続、わしは喉が渇いた。酒が欲しい」
兼続くん「かしこまりました。では、城に戻ってすぐに酒の準備を致します」
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