ミニブシ絵本

□冬の楽しみ方。
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それは、雪が降り積もった日の事です…。


慶次「もう少しで完成でござる。この部分にもう少し雪を足して……よいしょ……後は、この旗を刺して…」


慶次「よーし、完成でござる。後で、こたつと蜜柑を持ってきて中に入れるだけでござるよ。冬といえば、こたつに蜜柑!!これが醍醐味でござる。……後、雪と言えば……おぉぉ!!アレを作り忘れていたでござる。」


慶次「雪といえば、コレを忘れてはいけないでござる。雪だるま。雪だまを作らねば……えっさ、えっさ……」


秀吉「うぅぅぅ……寒いでござる…雪が降っているとは…通りでいつもより冷え込んでいるはずじゃ。…あれは、慶次殿?……慶次殿ー。何をしているのじゃ」
慶次「これは、秀吉殿。おはようございます。いえ、雪が降り積もったので雪だるまを作っていたのでござるよ」
秀吉「雪だるま作り、面白そうだのぅ。儂も手伝おう!」
慶次「では、拙者と同じ雪だまをもう1つ作って欲しいでござる」
秀吉「もう1つ雪だまを作るのだな。任せておけ!!」


秀吉「よいしょ。よいしょ。……はぁ、はぁ。雪だまが結構重いのぅ」
慶次「秀吉殿ー。そのぐらいの大きさで大丈夫でござるよー。」
秀吉「解った。そちらに持って行でござる。よいしょ…お、重い…」


秀吉「雪だまが2つ出来たが、その後はどうするのだ?」
慶次「雪だまの上にもう1つの雪だまをのせて、そして、上の雪だまに目と口をくっ付けて……」


慶次「雪だるまの完成でござる!!」
秀吉「おぉ。完成か。なんとも面白い顔をしているのぅ」
慶次「秀吉殿、体が冷えたでござろう。こちらで、温まりましょう」


秀吉「このかまくらは慶次殿1人で作られたのか」
慶次「そうでござるよ。さて、ここにこたつと蜜柑を運んで温まりながら一休みするでござるよ」
秀吉「流石じゃ、慶次殿!では、早速こたつと蜜柑を取り行かねば」
慶次「早く、温まりましょうぞ」

この後、二人はかまくらの中で楽しいひと時を過ごしましたとさぁ…。

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