ミニブシ絵本

□ミニブシ的お正月2008年
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小さい慶次「大きい自分よ。明けましておめでとうでござる。本年も宜しくお願いつかまつる<(_ _)>」
慶次「おぉ!明けましておめでとう。こちらこそ本年も宜しくお願いするぞ!」
小さい慶次「ところで、大きい自分よ、新年の挨拶回りは済んだのか?」
慶次「いや、全く行ってない…(-_-;)」
小さい慶次「丁度良かったでござる。拙者もまだ行ってないのだ。一緒に行かぬか」
慶次「そうだなぁ。今度、会ったときでもいいかなぁ。と思ったのだが…」
小さい慶次「そんなことで、どうする!!新年の挨拶は大切だぞ!そして、偉い人の所に行けば、自然とお年玉がもらえる!!!!(>_<)」
慶次「御主の目的は、結局お年玉か!!」
小さい慶次「別に、いいではないか!お年玉欲しい!!」
慶次「仕方ないねぇ〜。この間ついた餅があるからそれを持っていくか…」


慶次・小さい慶次「秀吉殿。明けましておめでとうでござる。本年もよろしくお願いつかまつる」
秀吉「明けまして、おめでとう。本年も宜しくお願いするぞ。正月の忙しいところ、よく来てくれたな!小さい自分よ、用意していたお年玉まだあったかのぅ。」
小さい秀吉「まだ、あったと思うでござるよ。これでござる」
秀吉「ほら、お年玉だ。無駄遣いしたらいけないでござるよ」
小さい慶次「ワーイ!ワーイ!\(^o^)/」
慶次「かたじけない。秀吉殿。お礼と言うのもなんだが、この間ついた餅を持って来でござるよ」


慶次「これでござる。良かったら家臣と一緒に食べてくれ」
秀吉「おお。これは大きな鏡餅だな」
小さい秀吉「慶次殿はいつもスケールが大きいでござるな…(ーー゛)」
小さい慶次「では、これで我々は失礼するでござる」
慶次「まだ、挨拶回りがおわってないのでな」
小さい秀吉「では、気を付けてな」


秀吉「これで、お雑煮の具材の費用が少し浮くでござるな」
小さい秀吉「お年玉は見境なく奮発するのに、何故お雑煮の具材の費用を浮かそうとするのですが…その方が、情けなるでござるよ」
秀吉「関白には見栄が必要なのでござるよ」
小さい秀吉「また、三成殿に怒られるでござる…」

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