奉献之文
□戦国教育委員会☆★
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−兼続の心にクリーンヒット!!−
「あぁぁ…三成、いつからそんなM心を擽るのが上手く…」
「キモーっ!!殿!見てはいけません!!」
咄嗟に目隠し−
「…もっと、もっと私を責めてくれ三「わあああぁぁぁっ!!!!」
「どうした?左近」
「さっさと帰れ!!持ち場へ!いや、謙信公にカウンセリングしてもらえっ!!あんた病気だ!!心の病気だっ!!!」
「確かに私は病気かも知れない…恋という名の永遠の病」
「あれは恋って言わない。セクハラ、及び性犯罪だ。」
「寧ろ兼続自体がセクハラだろう。左近」
バタバタと左近の目隠しを無理矢理外し、眉根を寄せて兼続を睨む。
「三成…」
「何時までもそんな事言っていると本当に友達失すぞ」
「まさかお前友情を語られるとはな」
落ち着きを取り戻したようなので、3Mまでなら近づく事を左近が許した。
「反省しろ。」
「本当にすまない。謙信公の所では話し相手が式神位しかいなくて羽目を外してしまった…」
「羽目を外したじゃ済みませんよ。あの暴走っぷりは−…」
「全く…ホームセンターに売っているような頭しおって…」
「この兜は、烏賊でも新幹線の先頭でも刷毛の取っ手でも無いからな」
「口答えするな、生きる価値も無い屑が」
「殿、逆効果ですよ、兼続殿はただの変態じゃないのですから」
正座をしながら身震いしている兼続を指差す。
「救いようが無いな…」
「見捨てないでくれ三成!!反省するから!!」
離婚を迫られた親父のようだ、と左近は冷たい目で遠巻きに様子を見ている。(関わりたくないから)
「私の誠意を見せるから!!な!?」
嫌な予感がプンプンする中、案の定天然ツンデレ箱入り息子は「どれ」と返答してしまっていた
「これだ!!」
「!」