駄文

□篠突く雨、皐月闇
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再び顔を埋める−
きつく、きつく

「…俺も」





「…左近を失うのが怖い…左近に辛い思いさせるのはもっと怖い」




「左近は殿のお側を離れません」


「…俺も左近から離れたりしない」



「ずっと…側で貴方をお助けします」


「絶対離さない。」





部屋に灯るのは小さな燭なのに−
あの時、





幼い頃、泣きじゃくった井炉裏端の暖かさを感じた−…





秀吉様、−





貴方の言った通り、
俺には−…





夜闇から、死の闇から、全てのものから守って、
貴方とよく似た暖かさで





俺を包んでくれる人が−…





いつも側に居てくれます−






後書き
◎ありますよね。小さい時とか死ぬ事とか考えて泣いちゃった事。(無かったという方すいません)三成は小さい頃色々あって子供でいられなくて、大きくなって、その反動が今になって出てしまって左近の手を妬かせてればイイナとか思ってます。(ド外道★)この小説実は「錆声」という表現を使いたかったが為に書いた作品だったり…。
◎余談ですが、左近の漢字の意味を辞書で引いたら『左=たすける、支える』、『近=ちかい、距離、関係がちかい』(他にも意味はあるますが)正に名は体を表す!!!!(大興奮)因みに『左』には、よこしまという意味もあるそうで(笑)後書き無駄に長くてすいません(汗)
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