駄文

□自慢、自慢で日が暮れて
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「やはり我が謙信公が一番だろう−!」


「あんな電波なアル中オッサンなどに秀吉様が劣るものか」


「アル中はともかく電波な顔面蒼白野郎などとは聞き捨てならん!!」


「兼続殿、自ら中傷スパイス加えてどうすんですか」


「電波な主君と、電波な家臣でスピリチュアルな世界に浸っていろ!!」


「オー〇の泉!?」


「それは何か!?謙信公が江〇で私が美〇と言う事か!!?」


「生物を超越している所はそっくりだな」


「将来本当になれそうですな!」


「幸村殿割と酷い事言いますね。」


「言わせておけば…秀吉公など無限城で痴漢紛いの事してただろう!!!」


「!!それは−…」



「しかも示談金を払いに三成が無限城に行った事、知らないとでも思っているのか!?」


触れられたくない心の傷に触れられ、三成ダメージ!!
あの時は痴漢で捕まった父親の身柄を引き取りに行った、息子の切なさとか哀しさとかを感じたとか。



「我がお館様は!!」

ここで水を得た魚のように、生き生きと語り始めた幸村。



「戦国の世で、フレックスタイムを導入したり、ボーナス制を取り入れたりと数々の改革を…」


「全部、この間のTV情報じゃなっ…ぐふっ!!



右ストレートが左近の溝尾にヒット!!



「亀田〇毅ばりのナイスストレートだな」


「そこの位置に伏せ字マーク置いたら何番目か分からんじゃないか三成」


「ね!左近殿もお館様の素晴らしさ…分かりますよね?」



「(人の溝尾に決めといて…)そうですね」


「何より民や兵を思う仁の心!!!」



「知略に置いてはずば抜けていましたしね」


楽しそうに信玄を語り合う二人の背後−




「左近…貴様老け専なのだな…」


「は?」


「だったら義弘の所に行けば良いだろう−!!」


「キモい事言わんで下さい!!!」


「!お館様は私の物です渡しません!!」


「やはり…左近殿は同じ臭いがすると思っていた」


「ふざけんなーっ!!誰が同じだーっ!!!そんな目すんなー!!!」
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