駄文

□桜、散ル華。
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「はっはっはっ。それも私の悦びの糧になるのだぞ、三成。」

実に爽やかな言いようだが、言ってる内容は常人が聞けば鳥肌ものだ。(免疫が付いた三成、性知識は保健の教科書までの幸村は何ともない)



「三成殿も降りて一緒にお茶でも飲みましょう。」
言うと、どこから出したのか、紅牙飛燕で縄を切ろうとする。


「だ、駄目だ!!」

「そうだぞ幸村!プレイが台無しだ!!これから「黙れ、目ン玉ひん剥くぞ。」


反省するまでそうしていなさい、と言った。勝手に降りたら何をされるか分からない。


「でも…。」
しゅんとした様子が、叱られた後の仔犬のようで愛らしい。

「良いのだ。お前も気にせず、花見を楽しめ…な?。」
「コラコラ、三成。ツンデレがその様な優しい物言い「訳の分からん事言うな。死ね。チワワの群れに襲われて死ね。

「義と愛の為、俺は死なん。」

「義と愛もお前に死んで欲しいとさ。」

「では!」
と言うと、紅牙飛燕の先にぷすり、と草餅を刺す。
「これで、食べれますか?」

と刺した草餅を三成の口元に持っていく。

有り難いと思いつつ、これ−紅牙飛燕−は洗ってあるのだろうかと不安になった。












「殿−どこですか?」聞き覚えのある声だ。
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