企廓書庫
□グラサンでバレない何て有名人としてたかが知れてる
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「もう帰れよ…帰れよぉ!」
「こういう子供、いたな」
「殿のした事だって充分子供じみてますよ」
「お、言ったな。何なら子供が思い付かないような罵詈雑言の数々で奴を再起不能にしてやろうか?」
「ちょ、人で無し!そんな事で水を得た魚のような目をして人で無し!!もうおいとましましょう。」
「仕方ないな。ちょっとそこの額が広大な人。牛タンが旨い店教えろ。出来れば近場で」
「政宗様。呼ばれてますよ」
「真顔で何言ってんだ小十郎。明らかにお前だろが」
「萩●月でも良いや。無いの?この家」
「もう止めて下さい。図々し過ぎる!恥ずかしい、一緒にいる左近が恥ずかしいですから!では失礼します。今度こちらにも来て下さいよ」
「まぁ来てもくつろがせないし、歓迎もしないがな」
「小十郎。こいつら帰ったらあのdoor三寸刻みにして焼き捨ててくれ」
「取り敢えず二度と来れないよう長葱結界を張っておきました」
「長葱結界!?ああ、まぁ、来れないなら別に良いけどよ…」
「ああ、後これを。帰り際に政宗様へと渡された手紙です」
「うん、人はこれを手紙とは呼ばない。ToiletPaper、またはちり紙と呼ぶ。」
「かなりぼやけてますが何か書いていますので…」
「マジだ…なになに…読み辛っ。もう全てが嫌がらせっぽい!腹立つ!」
−伊達政宗殿−
アニメ化お祝い申し上げ候。
P.S:
「本文短っ!もうP.S!?」
P.S:(ペンフレンドすらいない)アニメ化記念とはいえ、自分の家に普通自分の姿入りの商品おきますか。受かれ気味か。天狗か。痛いから止めた方が良いぞ(笑)
−大河で準主役(ゆくゆくは主役?)な男、石田三成拝−(太文字で赤のアンダーライン引き済み)
「…ぎゃぁあああ!!(激昂)結局アニメ化祝いじゃなくてこっち(大河宣伝)が目的だったんじゃねぇかっ!(手紙叩きつけ)」
「政宗様!奴め政宗様お気に入りの牛革の眼帯を着けて帰った模様!!」
「二度と来んじゃねぇボケェェエエ!!!!(泣)」
その叫びは後に越後の上杉辺りまで響いていたと言う。
おしまい。
そうだ、懺悔室(後書き)行こう→