企廓書庫

□非日常的日常
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「分かっているな兼続。近所の奥さんから旅行土産を貰うと大体お母さん達は『あら〜こんな気なんて使わなくても良いのに〜』なんて言うけど最終的には貰うだろ。分かっているな?兼続」


「止めて三成さん!建前じゃないから!!俺から車も職も奪う気ですかっ!!」


「身売りは出来ませんが……一晩だけの過ちなら…優しくし「はい、その考えがまず過ちですから冷たい水でも被って来なさい君は。それで駄目なら病院に行きなさい」


「ハァハァ…もしや先生はお医者さんプレイをお望みなのですか?」

「おい誰か!烏賊語に堪能な奴はいるか!?こいつに“黙れ”って通訳して欲しいんだが!」

「残念だ左近…俺は英語、中国語、ナメック語しか喋れん…!」


「ううん!誉めれば良いのか多分生涯役に立たないと悟らせれば良いのか悩む特技ですね!」


「奇跡な偶然だ!鞄の中にドン○ホーテに売っていそうなコスプレセットのナース服とガーターベルトが!!」


「あんた学校に何しに来てるんですかっ!!?風紀委員が一番風紀乱してますよ!」

「私が着ても良いですが…先生はどちらがお好みですかな!?(目キラキラ」

「屑がっ!!左近先生が着るに決まっているだろう!!」


「えええ!?もの凄い殺傷能力の高い横槍入れないで下さい!!先生ピンチ!三成さん!先生の貞操ピンチ!!」


あわや左近はナース服にガーターを着用する事になるのか!?

じりじりと縮まる包囲網(兼続&三成)に己のナース姿を想像し絶望したその瞬間、




「きゃぁぁあああ!!!!(轢」


赤い原チャリが盛大に兼続を躊躇う事なく轢いた。

兼続に570のダメージ!
三成は洗脳から開放された!
左近は最悪の場面を回避した!(RPG風)


「すみません!大丈夫ですか?…困ったな。やっぱり調子が悪い」


「今日も変わらずキュートだな☆…幸村!」


「ああっ!勝手にハンドルが兼続殿を狙って!?」


「いぎゃぁあああ!!」

「次号自得だ。するめ烏賊になってしまえ」





無双学園の月初めの月曜日、

それは生物教師、島左近が教師を辞めたくなる日ー…


終い


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