奉献之文
□戦国教育委員会☆★
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この動乱の世−
(ちょっと間違った方向に)義と愛を貫く一人の男がいた−
直江 山城守 兼続
今日も義の為、愛の為、戦国の風紀を正しに戦場に向かう
「綺麗な顔して、やるじゃないですか」
「左近…頼りにしている」
殺伐とした戦場に、辺り一面サコミツオーラ(ピンク)が漂う−
「教育的指導ーーっ!!!」
−兼続光線発射!!−
「うわっ!?」
「何っ!?」
兼続の光線が二人の間(左近寄り)を通り過ぎる。
「何をする!!?兼続!!」
「教育的指導だ。マイハニー」
「…そういう事言ってる奴に限って援交とか痴漢とかで捕まったりするんだよな…」
「何か言いましたかな?左近殿」
「何も言ってませんから札飛ばすの止めて下さい」
「教育的指導が必要なのはお前の方だろう」
「ピンクのオーラは破廉恥だ!!」
「ピンクがエロいて…思春期の男子ですか。貴方は」
「私は生涯思春期の生涯現役だっ!!!
もう、あまり話しを聞いていない三成、ウザいと思い始めた左近
「そもそも何故左近殿なのだ…」
「刺のある言い方ですね〜」
「告白してくれたからだ」
「!?」
「!?」
これには左近も驚いてしまった。好きだから、とか甘い言葉を僅か、砂粒程にしろ考えていたわけで。
「左近…?泣いているのか?」
「…いえ、(ぐす)」
センチメンタルな涙が出たとか出ないとか
「な、ならば三成!」
「いちいち大声をだすな。三国の正義馬鹿か貴様は」
呼び方が最初より冷たくなっている事には軽くスルー。
「エロスの権化のような左近殿より私と結婚を前提につ「嫌だ」
「速っ。速攻じゃないですか」
「三成!人の話しは最後まで聞きなさいと教わらなかったのか!!」
「全部聞かんでも解る。結婚を前提にというのが重い。子供には自分の字を一文字入れたいというのがウザい。夢は裸エプロンというのがキモい。」