短舞
□もしもシリーズ
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公園にて…
『静雄君、お待たせー』
「おう」
『それじゃ、行こう?』
ノアは(こっそり)ついて来た臨也に気付かずに歩き始める
『それでね、臨也がさぁ…』
「…そうなのか。お前も大変だな」
(何だよ…楽しそうにしちゃってさ)
「にゃぁ〜(こんにちわ、ノアちゃん)」
(アレは…紀田正臣…?)
『あ、沙樹ちゃん家の正臣君だ。こんにちわ〜』
「にゃっ(良かったら俺様と一緒にお茶でも行かない?」
「知り合いか?」
『うん。お隣さんなんだ』
「にゃ〜(臨也さんも居ない事だしさ…」
「にゃぁぁ?(きーだー君?誰が居ないって?)」
「…にゃ"っ⁈(い…臨也さん…)」
「(何、俺が居ないと思ってノアにちょっかいだしてるの?(黒笑」
「(いや…えっと……なっ何でもないっす‼さようなら;‼)」
紀田正臣(猫)、戦意喪失により逃亡。
『あれ?正臣君、逃げちゃった…』
「きっと、用事でも思い出したんだろ。…それより、早く帰んねえと、お前ん家の猫が怒るんじゃねえか?」
「(いや、早く帰って来ても、怒るからね?シズちゃん居るし)」
『そうだね‼早く行こうか(ニコッ)』
「(駄目だって、笑っちゃ‼シズちゃんが…)」
「(〜/////)」
「(…ほらね…)」
『静雄君、顔赤いけど大丈夫?』
「あ…ああ…(今のは、反則だろ///)」
あ〜あ…シズちゃんはノアのこと好きなのに、好感度あげてどうするのさ…
「……………にゃ」
仕方ないけど、シズちゃんにはノアのことは諦めてもらわないとねえ…
ノアは、「俺」のだからね♪