ひととせ

□ただいま
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「また、神無月先輩がやったらしいぜ…!」
「流石だな…」





春の風が耳を掠めた
もう5月というのにまだ肌寒い
親友の噂を耳に入れてはぁ、と俺はため息を吐いた





「まだやってんのか…月冴(ツカサ)」






キャラメルブラウンの髪をくしゃりと手でかき混ぜ門をくぐった
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