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□In pubulic
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リビングで当たり前のように僕の隣にいるクン兄さん。

これくらいなら、僕だって許せるさ。

「ねぇ…ウヨン、どうにかなんない?」

不機嫌そうなジュノに苦笑いしか返せず、ひたすら心の中でジュンス兄さんを呼んだ。

「いいでしょ?別に…」

あぁ、クン兄さん…火に油を注ぐようなまねを…。

「〜〜〜!!俺、頭冷やしてくるっ!!」

怒って洗面所に行くジュノを追い掛けることもできず、寂しそうな背中をただ見送った。

「ねぇ…兄さん…」

「ん〜?」

上目遣いをする兄さんに、僕は強く言えない。

「わざとでしょ?」

「ぁ、バレた?」

僕の膝の上には兄さんの頭、腰には腕が回っている。

兄さんの頭を撫でて、洗面所の方に顔を向けた。

「ジュノが気になる?」

「気にならないって言ったら、嘘になるね…」

僕のせいな訳でもあるから…。

チャンソンとテギョンが帰ってきて、俺達の姿を見た途端に固まってしまった。

「おかえり〜。早かったんだね〜…」

「ぁ、あぁ…ただいま…」

恥ずかしくて顔を下に向ければ、そこには兄さんの顔がある。

「アハッ、ウヨン真っ赤だ〜!!」

ニコニコしてる兄さんに、固まったままの2人。

僕、いろんな人に迷惑掛けてる?




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