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□Electricity
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WY side.




「ねぇ〜…兄さ〜ん、兄さぁ〜ん!!」

「ごめん、ウヨン…後にして…」

……………こんにちは、ウヨンです。

最近、クン兄さんが冷たいんです…。

「ハァ…」

「ウヨン?どうしたの?」

僕はソファーの上で膝を抱えた。

「ねー、ジュノ〜!!遊んで〜?」

「今、無理…あっちでテギョン兄さんと遊んで来い…」

ジュノがチャンソンを追いやって、僕の隣に座った。

「……クン兄さんのこと?」

ジュノは遠くでテギョン兄さんとじゃれ合っているチャンソンを目で追いながら言った。

「……………分かりやすい?」

「うん。モロ、嫉妬してますって顔…」

クン兄さんは、最近女性スタッフと話していることが多くなった。

さっきもそうだった。

「…僕、女が良かったかも……」

「そしたら、クン兄さんとも会えてなかったかもよ?」

ジュノの言うことも、もっともだと思う。

けど、それでもさ…。

「男じゃ…色々大変だし…。それにさ………不安なんだよ…」

男同士だと、本当に愛されているのか、よく分からなくなる。

いつでも不安が付きまとってくる。

「……ウヨンから誘っちゃえば?」

確かめればいいじゃんって、そんな簡単に言わないでよ…。

「無理だって…」

「大丈夫だと思うけどなぁ…」

ジュノはポンと僕の肩に手を置いて、どこかに行ってしまった。

「どうしよ…」

明日は1日、オフの日だ。

こんな機会はなかなかないと思うんだけど…。

僕はまた溜め息をついた。



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