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□返して!!
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「ねぇ〜…ジュノ〜、あの写真知らない？」
「あれのこと？なくしたの？」
あぁ…ウヨンとジュノ……こうやって前髪おろしてると双子みたい…。
2人ともかわいいな…ウヨンの方が上だけどね!!
「ジュンス、顔…」
テギョンに言われて、頑張って顔を引き締めた。
危ない、危ない…。ウヨンに嫌われでもしたら大変だ！
「どうしたの〜？」
「クン兄さん!!ぇ、えっと…何でも、ない、よ？」
慌てた様子のウヨンとジュノ。
何か大切な物でもなくしたのだろうか？…よしっ!!ここは兄さんの出番だ！
「ウヨン？何か探し物？」
「うわっ!!ジュ、ジュンス兄さんには関係ないよ!!」
さらに慌てるウヨン。そんなに俺達にとって大事な物でもなくしたのか!?
「ジュノ〜!!」
チャンソンの巨体がジュノ目掛けて突進していった。
「うぶぅ!!」
変な声をあげたジュノが、たまたま近くにあったソファーに倒れた。
「ジュノも持ってるんだ！」
「か、返せ!!」
鼻を押さえたジュノが素晴らしい勢いで起き上がりチャンソンの手から何かを奪おうとしている。
「ジュノも…って……盗んだのはお前か!?僕の写真も返せ!!」
2人掛かりでチャンソンを追い掛け始めた。
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