小説

□"帰る場所"に
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ーほらまた、"きゅぅ"となって。



お前とするこの約束が、

俺を奮い立たせてくれる。


お前がいるから、

俺はいつだって諦めずに喰らいついてやろうと思う。




蜜柑。


お前の存在はとてつもなく大きくて。


お前なしではきっと、生きていけない。







今、俺はお前で満たされていて。


足りない、だなんて思わないくらい満ち溢れている。


幸せが積もりに積もって、
崩れてしまいそうなくらい。




いっそ、崩れて

俺を永遠に閉じ込めてしまえばいいのに。
















END



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