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□Sweet Punishment
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「ルーシィー!!」
ルーシィがギルドを訪れると、ハッピーが嬉しそうにルーシィの元へ飛んできた。
「ね、ね!ルーシィ!
オイラたち今ね、"しゃべっちゃいけないゲーム"やってるんだ!!
次で3回戦なんだけど、ルーシィも参加してよ!」
「え、いきなり何…。あたしも参加しなきゃいけないの?なんで〜?」
いきなりのことに多少驚きつつも、そう問い返すと、
「2回戦やったけど、ナツが弱すぎで勝負にならなくて、ナツの変わりに誰かいれようって話になったんだよ!」
「なんであたし?他の人でもいいじゃん。」
「ルーシィが一番いつでも暇そうだからです!あい!」
「…いい?ハッピー。あたしにも、用事ぐらいあるわよ。………まあ、今日はたまたま無いんだけど。」
「そんなことより、早くこっち〜」
「そんなこと!?…まあ、いいわ。許してあげる。」
ぶつくさ言いながらもハッピーに促されるように歩いて行った先にいたのは、
最強メンバー+ミラ。
「ちょ、ハッピー!ミラさんもエルザも忙しいはずなのに連れ込んだの?」
二人の忙しさはよく知っているだろうに、と咎めると
「あい!でも、二人とも今日は暇だったみたいだよ。」
と説明が返ってきた。
そのハッピーの言葉を聞いて二人もそれぞれに言う。
「そうだ、ルーシィ。今、丁度仕事もなくて暇でな。ハッピーが面白そうなことを始めるというから、参加してみたんだ。」
「ふふ。私も、丁度手が空いたから参加してるの。」
「てゆーか、オレは?オレだっていつでも暇なわけじゃねぇんだけどよぉ。」
おい、待てよというようにグレイが口を挟んできたがスルー。
ケンカばっかりしてるくせに…。本当暇よね。