「俺と宇宙人」小説棚

□第三話・宇宙人の過去の研究(完)
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「アレだ!トウガラシを水にひたして・・・スプレーボトルに入れて・・・!!!それを大量につくる!!!!!!コレだ!!!!!!」

「だからなにゆえ(泣)!!!!!!???」


「決まってるだろ(怒)!!!!!!アイツが来たらまず目に向けて思いっきり噴射しろ!!!!!!目を潰せ!!!!!!!!!!!!」

「えぇぇぇぇぇえ(泣)!?んな事していいのか!!!!!!??」

「バッ・・・(怒)!!アイツを何だと思ってるんだ!?姿を視認したと同時にまずは目を潰せ!!あれは化け物だ!!!!!!!!!!!!」


「何だと思ってるんだって・・・お前の妹だけどな・・・!」

「一気に開戦ダカラナ!!!!!!??」

「嫌な兄妹(泣)!!!!!!!!!!!!」



カサカサカサカサ汗!←呼んでる

「あ、何?何か言いてぇの??」


カサカサ。←バイバイしますのジェスチャー

「あ、うん。わかったわ・・・!お前も気をつけろよ・・・・・・!!!!!!」

カサカサ・・・

スッ・・・

ガッ!!!!!!


工と宇宙人は固い握手を交わした


「じゃあな・・・!!!!!!」



カサカサカサ・・・

『離脱』


「りだてら〜(^O^)/!!!」


「お前日本ネット用語も知ってんのか・・・。」


「それ知らないとかオワコンだからな・・・!!!」

「・・・オワ・・・え、何それ・・・???汗」

「知らないのか!?!!!!!!乙!!!!!!」


シカトが一番だなこりゃ・・・

「てかほんと妹きたらどうすっか(泣)」

「来たら戦争アニメに即ジャンルチェンジだぞ!?!!!!!!てか来させない・・・!俺が全力を尽くす!!!!!!」

「この流れからして来そうだからお前が来させないって言ってくれて良かったよ・・・。」


「その場合、地球人キャストの命が危ういんでな!!!!!!」

「頼むぜ親友!!!!!!☆☆☆☆☆」

「それにあいつがキャラ設定はしっかりしてるが致命的な欠点があるからな・・・。」

「現れた瞬間アニメキャラ全員が命の危機にさらされる以上の欠点あんのか。」
「あぁ・・・・・・。アイツ、日本語というか地球の言葉話せないからな。」



・・・・・・・・・・・・・・・。




「・・・・・・致命的だな。」


「出てもらっちゃ本当に困る。」

「てかなんか道具とかで話せるのかと・・・。」

「外国の言葉なんか勉強しないと話せないに決まってるだろ(怒)!!!!!!楽して話そうだなんてアニメ、ゲーム、漫画以外に求めちゃいけないぞ工!!機械も便利な世の中だがキチンと学べ(怒)!!!!!!」

「・・・なんか・・・イラッとすんだよな・・・!!」


「こちらの国に地球人が一人30年前から滞在中でな。彼から教わった。地球の日本語の先生だぞ!!」



「いんのか地球人!!!!!!マジで?!!!!!!スゲーーーーwwwてかなんでいんの???」

「話すと回想シーンにアニメが切り替わるけど・・・・・・いいか??」

「話すと長いけど・・・じゃない、斬新な会話だよな」
「出番ちょっと減るぞ・・・??」


「二人だけうつり続けてもこの画暇だろ。手さんとか回想とか新鮮なの挟んでけ・・・!!!!!!」


「じゃ挟むか☆☆」


簡単つーか素直っつーか・・・


「その地球人の滞在中の彼はえらい真面目でえらい自殺願望が強いやつでな・・・」

「回想シーンなのに似つかわしくないショッキングなワードがいきなり出てきたな。」

「彼が高校一年生になった時だ。常に自殺願望があった彼だがそれまでご両親がいる間に死ぬなど、命をもらった身としてそんな真似はできないと思っていた彼だが・・」

「真面目でしっかりしてんのに・・・」

「ある日ご両親が他界したらしくて・・・」
「・・・・・・!!!何で!?!!」


「・・・・・・理由は・・・詳しく聞かせてもらってないんだ・・・」
「そ、そうか・・・。」

「いよいよ自分がいなくなってもいいんじゃないかと思いはじめた時、彼に恋をしていた女友達がこれじゃあいけない・・・!と思い交際をムリヤリ納得させて自殺を封じた。彼の真面目さを利用していなくなったら私に迷惑がかかるからな!とやや脅迫をして・・・。」

「えぇぇ・・・・・・・・・・・・・・・。」

「だがそんな彼も恋人(?)の事も構っていられないほどに限界になってな。何でも言うことを聞くから死なせてくれと懇願したらしい。」

「・・・・・・で恋人(?)は何て・・・??」


「『わかったわ。私のたった一つの願いを叶えてくれたら・・・いいわ・・・。』と彼女は答えた。」

「・・・・・・そんな・・・!!!!!!!!!!!!」

「『あなたが宇宙から青い地球を直に見れたら叶えてあげる・・・。』」


「・・・・・・・・・どういう意味!!!!!!???汗」



「単に彼を生きさせようって想いが中心のムチャブリという行為だ!!!!!!」

「効くか(泣)!?ソレ(泣)!!!!!!」

「真面目な男だからな。きいたさ・・・!!」


「えーーーー・・・・・・。」


「そんで彼は『宇宙に行きたい!宇宙に行きたい!』と願いながら宇宙飛行士を目指した。」


「結果オーライか!!!!!!??」


「そんな時だ。地球の言葉を教えてくれる地球人を探していた我々は『一番宇宙に行きたいと思ってる地球人』で検索して彼を見つけた」

「ググったのか。」


「そして彼を気絶させてUFOに連れ込んだ。」

「待てコラァ(怒)!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「てっきり純粋に宇宙に行きたいもんなのかと思ったらしくて(泣)適当に乗せてみたみたい(泣)!」

「ググったページはよく読めよ(怒)!!!!!!!!!!!!

「そして気づいた時、彼は宇宙にいた訳だ。」


「・・・それやばくないか!!!!!!??地球を見たら・・・!!!!!!」


「事情を全て聞いた後で彼も言った。『じゃあ・・・地球・・・見せてくれますか・・・?』と。」


「!!!!!!それでどうなった!!!!!!?」


「我々は彼に言った。ネットで調べて学んだカタコトの日本語だったが、彼にこう言った。『トオリスギタカラムリ』・・・とな・・・・・・!!!!!!」


「・・・・・・・・・・・・えぇぇ・・・・・・・・・。」

「事情の部分も実は『ワレワレハチキュウノナカデウチュウニクルノニフサワシイヤツヲサガシテイタ、ダカラUFOノセタ!イジョウ!』の文章を事前に頑張って調べて用意してて・・・後はカッコつけて言ったぐらいだったからな・・・彼の『地球』『見せて』はその場にあった技術でなんとか理解できたからそこから更にみんなで調べて答えれたんだ。3時間後に『トオリスギタカラムリ』とな!!!!!!」


「3時間も待ってくれたんかい(泣)!!!!!!」

「我々もテンパってたから彼はそこを察しておとなしく結果を待っていてくれた・・・!!!」

「真面目すぎる(泣)!!!!!!」


「その結果通り過ぎた。」

「第二の結果オーライ(泣)!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


「その頃はまだこっち来るのに短縮ルート無かったらしいからな!!!!!!」

「良かったのになんか・・・なんか(泣)・・・!!!・・・アレ・・・地球の言葉わかんない宇宙人にどうやって日本語教えたの・・・???」


「当然我々とは一切会話なんかできない!!!!!!」


「お前らァ(怒)!!!!!!!!!!!!」

「こちらの国に来ても会話がサッパリなので、彼はまずこちらの言語を必死に学んだ・・・。」


「お前らがググって先に日本語学べよ(怒)!!!!!!」

「そして彼はこちらの言語を習得して我々と会話ができるようになったんだp(^^)q!!」


「お前ラァ(怒)!!何第三のそっちに結果オーライつくりだしてんだよ(怒)!!!!!!!!!!!!

「そして彼は『地球に帰してくれ。その前に・・・地球を直に見てから帰りたい』と言ってきた。」


「・・・何て返したんだ・・・??」

「『君の所持金じゃ地球までの運賃払えないから無理』」


「事情知ってたからか・・・???意外と優しいな(泣)」


「事情は知らなかった!!!!!!大分後で知った!!!!!!」

「最悪だなお前ら(怒)!!!!!!!!!!!!」
「だから彼はこちらで教師をして運賃を貯めている!!!」


「・・・・・・え!?」


「・・・なんだ??」

「今も!?!!!!!!」

「あぁそうだ!!!!!!」

「ちなみに運賃はいつ頃貯まる計算だ???」


「彼が地球人の年齢で87歳になる頃に貯まる計算だ。」


第四の結果オーライ(泣)・・・・・・・・・・・・。



「それ帰したら彼の命が危ないからとかじゃなくて・・・???」


「地球に行けるのは俺ぐらいの金持ちの家じゃないとできん。」

「結果良い話な気がするのにかなり納得がいかない(泣)!!!!!!!!!!!!」

「そんな感じで俺は彼から日本語を学び習得したp(^^)q」

「お前の国の野郎共・・・頭イイんだろ・・・???なんでそんな地球語覚えるのを全部こちらまかせできたんだ・・・??すぐ理解とかできんじゃないのか???」

「いや、頭はいいがなぁ。地球を中心に宇宙があると思うなよ(怒)!!!!!!???学びたい言語はめっちゃあるんだ・・・!!!!!!果てしなくあるんだ!!!!!!地球語はハッキリ言ってドマイナーな部類だから!!!!!!習得する気をおこすのは少ない宇宙人だけだ(怒)!!」

「地球人としてなんかイラッとしたわ今。」


「俺は日本語を話せるようになるまで一年半かかったぞ。」


「なんでよりによってマイナーな道にそれたのがお前だったのか・・・」

「文字は書けない。ある程度の文字は読める。」

「どんな勉強の仕方したらそんな中途半端な習得にたどり着くんだ・・・???」


「ていうかな、工。」


「・・・なんだ。」


「出会った初日がここまできてまだ終わってないのはどうかと思う。」

「かなりのマシンガントークに怒涛の展開。打ち解けるスピードのありえない速さで出会った初日な感じがまるでないな。」

「もう20時だし・・・お腹すいたし・・・。」

「だな。ご飯抜いて元気だった自分が信じられん!!!!!!!!!!!!」

「なんか食べたいぞ!!工ッ!!!!!!」

「んな事言っても冷蔵庫空だし(泣)てか買いに行く途中だったし・・・・・・(怒)」

「お腹すいた・・・・・・(-_-)」

「わかったよ(怒)!!材料買ってきてなんかつくるから待っとけ(怒)!!!!!!」

「店閉まってるだろ馬鹿めッ(怒)!!!!!!」


「24時間営業のスーパーがあんだよ馬鹿めッ(怒)!!!!!!!!!!!!」
「じゃ待ってる!(^^)!」

「・・・正直ついてくるとか言うかと思った。」


「一日目にそんなに山場はいらんのだ馬鹿めッ!!!!!!wwwww」


「山場あったか・・・?馬鹿よ・・・。」

「おとなしく待ってるからさぁ行け工ッ!!!!!!ご飯のためにッ!!!!!!www」


「わーーーーーったよ(怒)!!いいか?おとなしく、かつ妹の地球侵入を全力で阻んでおけよ(泣)!?!!!!!!」


「了解した!!!!!!アニメに誓ってアイツを地球にいれさせやしないッ!!!!!!!!!!!!」

「ヨシ!!!!!!んじゃ行ってきます。」


「いてら〜(^O^)/♪」


「・・・お前ツイッターやってねぇ???!!!!!!」


ここから俺は夕飯の買い出しに行った。
買ってる間、はやく帰らないとアイツ何するかわかんない・・・(泣)と不安だったが、よーく考えると

何にかしてたとして少しの時間の違いがあるだけでもう悲しい結果にあまり大差がないんじゃねぇか・・・?

と思いなおして会計後、帰りはのんびり歩いて帰宅して今ドアの真ん前です。


ガチャガチャ・・・

「よ・・・っと!ただいまー。」

「おかー☆☆」

「お前なんかツイッターのにおいがする・・・!!」

「もしかしたらつぶやいちゃってるかもなwwww」
「しょうもないつぶやきばかりしてそうだな・・・・・・。ほら!材料買ってきたから手伝え!!!!!!」

「・・・・・・え・・・??(:_;)」


「何悲しい顔してんだ(怒)??簡単だけど野郎二人分なんだぞ手伝え(怒)!!」
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