☆Gackt Dream☆

□第4話
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部屋に入ると、
神崎が一番に話しかけてきた。


「ノエルさん!!随分遅かっ
たですね・・・。
そんなに遠くまで行ってたん
ですか?」


『いや。偶然兄さんと
合ったから、話してたん
だよ!
あいかわらず兄さんは
カッコよかったなぁ・・・・。』


恋する乙女のように
自分の兄について語る
ノエルに、神崎は呆れた
様子だ。


「はいはい。さっさと
衣装に着替えてメイクして
もらってくださいね〜。」


と言いながら、
ノエルの背中を押す神崎。


『リハは何時まで〜?』


「1時半です。」



・・・・・・・・・・・。



『はぁっっ!!??
めちゃくちゃ少ないじゃん!!!!!!!』


「それは貴方が早くこない
からです!!
私は事前に電話しましたが、
貴方はでなかったでしょう!!」

『・・・え?そんな電話なかっ
たy・・・』



携帯を改めて確認してみた
ノエルは、着信履歴を見て
言葉を切った。



〈着信一件・・・マネージャー〉











その日、ギネスにのるぐらい
華麗なスライディング土下座がきまったそうな・・・。
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