☆Gackt Dream☆
□第3話
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お昼休みも終わり、ノエルは次の仕事場へと車で移動していた。
『次は何の仕事?』
「テレビのインタビューと歌ですね。」
『今週になって始めての歌だなぁ・・・。』
やっとPVやら雑誌の取材やらが終わり、お待ちかねの歌の仕事が今日になってやっときた。
ノエルは他の歌手とは違い、いつでも生で歌う。
そのため、楽屋には加湿機を3台入れているらしい。(ちなみにGACKTは5台。)
そんなにも必要なのか!!??
と思う人もいなくはないが、そのはノエル。
周りの目など全く気にしないマイペースなところは兄にそっくりだ。
「着きましたよ。」
『はいは〜い。』
車から元気に飛び下りると、ノエルはスキップするような足どりでテレビ局の入口へと走って行った。
「ちょっ!!ノエルさんっ!?!?」
今日も神崎は、マイペースなノエルに振り回される・・・。