☆Gackt Dream☆

□第3話
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今日は、朝から雑誌の撮影。

いつもより早起きだ。


『ふあぁ・・・・・・・・・・

「こらこら、寝るなよ。」


また眠りにつこうとしているノエルを必死に起こそうとしているのは マネージャーの神崎さんだ。


『・・・・・・・・・。』

無言の殺気。


寝起きのノエルはとにかく
機嫌が悪い。


「(何で兄弟揃って無駄なところが似るのかなぁ・・・)」


この前、GACKTのマネに同じことを言われたばかりの神崎は ちょっぴりGACKTマネの大変さを理解したそうな・・・。



「ノエルさ〜ん!!撮影始めま〜す!!」


スタッフにそう言われ、だいぶ意識が覚醒してきたノエルは
撮影のために作った、白いスペースに移る。





監督によると、この日は ちょっぴりセクシーなポーズを撮りたいらしい。


なので、四つん這いになって上目遣いで上から写真を撮ってみたり、腰をくねらせたりして、
ノエルの色気を最大限にいかした撮影となった。



―――――――――――――



「お疲れ様でしたー。」

『お疲れ様〜。』


撮影は昼には終ったが、ノエルは睡眠不足とハラペコで、
もうヘトヘトだ。


『お腹すいたぁ〜!!!今日はお昼休みある?』

    ・・・
「えぇ。今日はありますよ。」


『・・・つまり明日はないのか。』
「そうゆうことです。」


ちょっとは休みくれてもいいじゃない。

ノエルは心の中でそう思い。
現実で大きなため息をついた。


『・・・ま、いっか。取りあえずご飯食べに行こ〜。』
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