☆Shugo Dream☆

□第三話
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退院して最初に合ったのは、
車で迎えに来た父だった。


「お父さん・・・。」


父は笑顔で言った。


「退院おめでとう。」



「ありがとう。」


笑顔を浮かべる少女は思った、

――はたして父は、心から
喜んでくれているのだろうか。


高額な入院費を支払って、
私を邪魔に思わない筈がないのではないか。









―――あぁ。この人も、
所詮は偽善者なのか。
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