雪の面

□常盤
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…こっちの世界もそれなりに悪くない。

戦争、天災などもあるが。

なんか…安心できる。




ゆめ「いたい。」


めい「ハア!?」


やっぱりそんな反応するよね。


もちに手を伸ばす。

パクリ…



ゆめ「あ、うまい」


めい「そこで餅!?」


突っ込みお疲れさん。

そらに目を向ける。


ゆめ「不躾な願いとは存じますが。」

そら「何かしこまってんの?!」

ゆめ「俺をこちらの世界の住人にしてください。」






理由?明確なものはないが。

あえて言うなら「気を張る必要がない」















そら「その願いは………半分叶ってしまってる」









どゆこと?










ゆめ「ハア?」


そら「この話は元就とかを交えたほうがいい。」


と言って城に向かって走るそら


あ、もう帰るんですか。



めい「女将さん。ここ置いとく!」


ダッシュで城に向かう俺ら。




よくよく見れば町はさっきよりにぎやか。


もう夕市の時間なのか。


もうこっちの世界に来て1週間あまり。
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