雪の面
□常盤
1ページ/7ページ
…こっちの世界もそれなりに悪くない。
戦争、天災などもあるが。
なんか…安心できる。
ゆめ「いたい。」
めい「ハア!?」
やっぱりそんな反応するよね。
もちに手を伸ばす。
パクリ…
ゆめ「あ、うまい」
めい「そこで餅!?」
突っ込みお疲れさん。
そらに目を向ける。
ゆめ「不躾な願いとは存じますが。」
そら「何かしこまってんの?!」
ゆめ「俺をこちらの世界の住人にしてください。」
理由?明確なものはないが。
あえて言うなら「気を張る必要がない」
そら「その願いは………半分叶ってしまってる」
どゆこと?
ゆめ「ハア?」
そら「この話は元就とかを交えたほうがいい。」
と言って城に向かって走るそら
あ、もう帰るんですか。
めい「女将さん。ここ置いとく!」
ダッシュで城に向かう俺ら。
よくよく見れば町はさっきよりにぎやか。
もう夕市の時間なのか。
もうこっちの世界に来て1週間あまり。