雪の面
□テルテル大作戦
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元澄サイド
今日、俺は一つ学習した。
「女の集団ほど恐ろしいものは無い」ことを。
何だよ、、、
そんなに俺が邪魔か?
いや、あの3人(1人、人かどうか疑わしいが)の性格はもう、承知するしかないのか…
まったく、親の顔が見てみたいもんだ。
それはそうと、このテルテル坊主の素(詰め物、布、紐)、ざっと考えても百は下らないだろ。
贈り物は量より質だと思うが…?
そんなことを思いながら俺の足は
兵士たちのいる広間に向かってた。
俺の肩書き?
一応、兵士を管理する兵士団の
上から2番目。
「毛利軍兵士部副団長」
(親の顔を見てみたい、と言う望みをかなえることは不可能)
(こちらも職権乱用)