雪の面
□木枯し
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…説明しよう、説明しないと頭が混乱する。
めいは、腰抜かしてる。
そらは、マジ…と言う顔。
俺は呆然としたまま。
ふすまも吹き飛ばされ、庭の木々も所々切り傷がついてる。
おそらく二次災害的なものでかまいたちが起こったよう。
念のため。
ゆめ「さっきまで吹いていた木枯しくらいの…」
ヒュゥゥ…
やっぱり。
ダダダダダダ…
あわてるような足音が2人分
今度はふすまがないのでそのまま。
元就「何事だ!!」
元澄「何の騒ぎですか!」
俺は呆然としたまま。
そらはまだ驚愕してる。
めいも腰を抜かしてる。
外で舞ってた木枯しの舞は幕を閉じたようだ。