SilverSoul
□3)異世界から
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―沖田side―
異世界からやってきたという女は、その証拠である2冊の本を俺達に見せた。
正直びっくりした。
だが、何だかこれから先面白くなりそうな予感がする。
この女―・・
少々興味が湧きやしたねェ
昨晩は暗闇だったし寝てたこともあり、ちゃんと顔が見えなかったが―・・
タッタッタッタッ
『総悟!』
自室に戻る途中、後ろから声をかけられ振り向いた。
沖「何ですかィ?」
『これからよろしくね!』
ニッコリと満面の笑顔を向けられた。
寝顔は無防備なガキみたいだったが、この笑顔は悪くないと思った。
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