SilverSoul
□1）いつも通りの今日
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朝、起きて
仕事に出かける。
忙しい毎日を送りながらも、そこそこ充実した日々。
仕事が終わると基本的には家に直帰。
まぁ、週末は出かける事が多いけど。
夜、まったりと寝るまでの時間を過ごす。
もっぱらやる事といえば、友達とのメールや電話だったり、ＴＶを見たり。
もしくは、大好きな漫画を見たり…
そんなごくごく【普通】な毎日を今日も過ごしてる。
いや…
過ごすはずだったのだ…
美羽『さてと。録画してたの見よっと♪』
私は録画しておいた番組を見ようとＴＶの前へクッションとケータイと共に座る。
テーブルには大好きなコーヒーも準備ＯＫ。
ん？
何を見るのかって？？
はい。私が唯一好きなアニメ【銀魂】ですね。
いい大人がアニメや漫画ってどーよって？
うん。そう思うかもね(笑)
基本私はアニメや漫画にハマってるタイプでもなければヲタでもないんだけど、たまたま以前ＴＶで見た【銀魂】とゆうタイトルの漫画にハマってしまったのよね〜
単行本は大人買いして、初めから読破。
毎週月曜にはジャンプを読み、アニメも全放送見直したり、通常放送を毎週楽しみにしてたりする。
今日はそのアニメの放送日だったんだけど、なんせ仕事だったから、夕方の放送なんてリアルタイムで見れるはずもなく…
ってなわけで、寝る前のこのまったりタイムに見ちゃうわけですよ。
美羽『あー今週も面白かった♪やぱ総悟好きだなー♪』
銀魂を見終わった私はコーヒーを飲みながらケータイに手を伸ばす。
メール画面を開いていつものアドレス宛てにメールを作成する。
メールの相手は。仲良しの春歌。
彼女もまた、銀魂が大好きな私の友達。
いつも放送見たりジャンプ読んだりした後、お互いにメールで感想を言い合ったりしているアホである(笑)
≪今日の放送見たよ♪やぱ面白いね〜！ そういえば今週のジャンプだけど春歌読んだー？？あれさぁ―・・≫
そんないつもどおりの今日。
メールを送信し終えると、本棚の前に行って銀魂の単行本をゴソゴソ…
『今日は何巻読みながら寝よっかなぁ〜？』
沢山並ぶ中から、２冊程手に取りベットへ寝ころぶ。
照明はベットサイドのランプだけ。
二次元の世界なんて所詮作り物。
作者が生み出した幻想世界。
だからこそ、せめて夢で逢えたらと思う。
今日も私は本を片手に眠りにつく。
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