小説 マンガ中心駄文
□約束ごと
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「 馬鹿っ! 俺だけが危険な任務についていると思うな 」
「 ……神田 」
不安げに見つめてくるアレンに不敵に口端を吊り上げてみせる神田。
「 一週間だ! 一週間で戻って来る 」
「 ……無理です‥…片道で3日も掛かる所なんですよ…… 」
「 1日で片付ければ一週間で戻って来れる‥…だから待ってろ 」
事も無げに神田は言い放った。
現実的に考えれば何とも荒唐無稽 不可能の事のように思えるがアレンには神田が約束を破るほうが有り得ない事のように思えた。
「 ……はぃ……待ってます‥‥。 気おつけて下さい 」
素直に言えた一言だった。
でも……心配なので保険をかける行動にアレンはでる。
神田の団服の端を掴み近寄ると触れるだけの口付けをした。