小説 マンガ中心駄文

□眠り姫は性別不明
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氷の帝王の視線に背筋をゾクリとさせ無意識のうちに後退る忍足。


「 ……忍足…… 」


「 なっ なんや? 」


「 俺が戻るまでに慈郎を起こしておけ! 」


「 なんで‥‥俺が…… 」


跡部に射竦められ黙る忍足。


「 お前らもだ!! 」


遠巻きに困る跡部を眺めていたレギュラー陣にも同じ様に言い放った。

いきなり飛んできた火の粉にメンバー1人1人が顔をひきつらせる。

恨みがましく忍足を見る者 諦めて溜め息を吐く者。

反応様々だが誰もが思ったことがめんどくせぇ…… だった。


「 行くぞ 樺地 」


「 ウス 」


樺地を連れてその場を後にすると跡部の後ろ姿が見えなくなると忍足と寝ている慈郎の所にレギュラー陣がやって来た。


「 どうするんだよ 侑士? 」


名指しされた忍足とされなかった者の差か人ごとのように問い掛ける向日。


 
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