薄桜鬼・沖田。

□ゴムの日。2014
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ゴムの日〜突発短編〜


「百合亜ちゃん♥…今日、ゴムの日なんだってさ♪」

…かなりニコニコな顔で、そう告げて来た。

「ゴムの日?……が、どうかしたの?」

…本当に分かってない私は、素直にそう返した。

「やだなぁ、百合亜ちゃん!
……僕たちがたまに使うモノ、何で出来てるかわかってる?♪」

……………………………たまに、使うモノ??
……………………………う〜〜〜ん???

真剣に悩んでいると、少し呆れた顔で、それでも愛おしそうに、私の髪に触れ…

耳元に近付き、囁いた。

「……コンドーム…って、何で出来てる?」

…!!!!!!!!!!!!!/////////

クスクス笑いながら、真っ赤になってる、私を楽しんでる……

……本当、イジワルなんだから……!

ちょっと、むっ…としていると、微笑んだままで、ゆっくりと抱き締めてきた。

ぎゅっ…っとキツめに締めた腕に、安らぎを感じながら、
私も腕を彼の背に回し、ぎゅっ……っと抱き締めた。

「今夜は、着けて楽しもうかな?
……百合亜ちゃん、着けてくれるよね?」

「!!……はっ??!」

思わず、キョトン。
そんな私を、またクスクス笑いながら、髪を撫で始めた。

「本当、可愛いよね。僕の百合亜ちゃんは!」

…再び、ぎゅっ……っと締められた腕に、恥ずかしさと、愛しさを噛み締めながら…

深き夜長を、二人、待ちわびている……
 
 

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