「ファーティー!!!」

井戸に飛び込んだ先にあったのは、一面に鮮やかな花が咲く場所でした。
そこに立つ1人の男性。
どこか継子に似ています。


「…また来たのか」
「だってファーティーにあいたかったんだもん!」
「まったく、お前は低能だな」
口ではひどいことを言っていますが、表情は嬉しさに溢れているイドルフリートさん。

貴方の存在に気づくと、こちらへ歩み寄ってきます。

「継子に連れられてきたのか…まったく。低能だな」
「どうだ。君はうちの娘のことをどう思うかね?」


可愛いです
と答えると、ドヤ顔でこちらを見てきました。

「ふん。なかなか解っているじゃないか。よし、君には特別にこれからもここに来ることを了承しようじゃないか」

「ファーティー、私はー」
「お前はもうすこしポテンシャルを高くしてから、出直してくるがいい」




なにはともあれ、貴方は井戸親子に歓迎されているようです。

「ああ、そういえば拍手をしてくれたらしいな」
「私から礼を言おう。感謝する」



「私からも!ありがとう!!」






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