Short Dream
□神と悪魔の入れ代わり
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どどどどどどうしよう剣ちゃん(泣)やちるはもうすぐ死んでしまいます!!
そんなことを頭の中で過ぎながらガタガタ震えてやちるは動けずにいた。。
「うーん…………。。」
「「マ、マユリ様(マユリン)!?」」
意識が戻ったマユリは辺りを見回した。
「ネム………………私は、どうしたのかネ?」
自分の状況がつかめないマユリは頭を押さえながら起き上がった。
ネムちゃん、何とかフォローを入れて!!
「えっ……?あの………………やちるさんとぶつかりになられて。。」
えー!!!!素直に言っちゃったよネムちゃん!!私に怨みでもあるの!?
ネムの説明を聞いたマユリはやちるの方に視線をやった。そして立ち上がるとやちるの方に歩み寄っていった。
「あぁぁぁぁ!!剣ちゃん、最期に会うことが出来なくて残念です(泣)剣ちゃんの肩にまだ乗りたかったよ。」
ガタガタ涙を溜めながらやちるは叫んだ。
ピタリ、マユリの足がやちるの目の前で止まった。
き、来ちゃったよ!!どどどどうしよう本当に(泣)マユリンのことだから「何をするのだネ!?私にたいする挑戦かネ。よかろう………………実験台になる準備は出来ているな!!」なんて………。。明日の十三隊新聞で『十一番隊 Y・Kさんが昨日、十二番隊 M・Kさんに拉致監禁された揚句、液体になっているところを発見されました』なんてなるよ。。
やちるは目を固くつぶり体を強張らせた。