スイッチ。
□07.大好き
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でも…普通長半紙に大好きとか書く?
いつも俺に女の子みたいって言うけど、
たっちょんかって、やること意外と可愛い。
たっちょんドSやから、対応して俺リバったけど、
たっちょんが女役でもええかも。
その夜。
『っく…はぁ…』
電気を消した部屋の中。
声を押し殺して唇を噛む。
閉じた瞼に浮かぶ、
大好きなあの人の、顔。
──「ちょ、やっさ…んッ…あかん、って…」
抵抗しながらも、快感に歪んでいく。
──『たっちょん意外と可愛いな。』
──「んっ、もぉ…はぁ、ッぁあ!」
頭の中でたっちょんが達したのと同時に、
俺自身も脈打つ。
『はぁ…。』
たっちょんが受けでもいけるな。
俺もSやし、たっちょん結構色っぽいし。
ティッシュで受けきれずに布団に零れた精液を、
指ですくって、舐めてみた。
『っ、にが…』
、でも。
たっちょんのなら俺、
飲めるで?
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