スイッチ。

□04.久々デート
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「この後なにする?」



『んー…うち来る?』
─セックスしよ。



「あ、行きたい。家大丈夫なん?いきなり行って。」



『大丈夫大丈夫。今日姉貴おらんから。』






うわー、うち来るって。


どうしよ。






家着いて、部屋で喋ってる。



「そういえばさ。」


『ん?』


「あいつがまた内のこといじめとった。」


『また?最悪や…あいつだけはほんま嫌い。』


「ほんま。許せへん。」



あいつっていうのは、俺らと同じ部活の…嫌われ者。



たっちょんも昔、あいつにいじめられとった。



だから、嫌い。



俺の大切な大切な人を、傷つけたから。




許さへん。



「やっさん…?」


『ん?』


「何怖い顔してんの。可愛い顔が台無しやで。」


眉間に寄った皺を指で押さえてくるたっちょん。


可愛い顔…やって。

久しぶりよ、褒められたん。

そんなん言うたらかっこええ顔が余計かっこよくみえるやん。




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