スイッチ。
□04.久々デート
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今日は、たっちょんとお出かけ。
部活部活で忙しかったから全然遊べてなかったけど、
今日は珍しくたっちょんから誘ってくれた。
年も明けて、もうすぐ進級って時期。
結構、寒い。
それ相応の服装で、コート羽織ってるたっちょん。
かっこいいんですけど。
カラオケから出て、
寒いからって、たっちょんが僕の手を握ってコートのポケットに突っ込んだ。
そんなたっちょんに、ドキドキしっぱなし。
ぎゅ、って手握られただけで、
…勃ってまいそぉ。
「これからどこ行くー?」
『んー…』
─ラブホ行こ。
「あ、お腹空かへん?」
『ほんまやなぁ…』
─そりゃ目の前にこんな美味しそうな人がおったらな。
「何食べたい?」
─たっちょん。
『んー何でもええで。』
「何でもいいが一番困る。」
─だから、たっちょんが食べたいって。
『…じゃあ…マ○ド行こ?』
「んなそうしよか。」
安田章大、14歳。
よっきゅーふまん、です。
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