スイッチ。
□03,幼なじみ
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今日は、あんまりいい日じゃない。
なんでって、たっちょんにあんま会えんかったから。
隣のクラス行こうとしたら邪魔された。
今日は部活ないから、放課後教室に残って委員会の仕事しとった。
学級委員長なんでね。
いつもは一人で残るけど、今日はこいつも一緒。
「うっわ…」
『なんやねん。』
幼なじみの亮は、俺の素顔を知ってる。
悪態吐かれても腹立たんし、
こいつのことは俺も対等に見てるから。
「お前今すごい顔やったで。」
『はぁ!?何が？』
「不機嫌丸出し。みんなの前でそんな顔すんなよ。」
『…当たり前やん。そんなアホなことせぇへんって。』
とびきり不機嫌に返したら、亮は鼻で笑ってから言う。
「その顔もな。」
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