碓×ミサ☆小説


□おしおきしてやるっ!
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「お前は何度言ったら分かるんだ!」

美咲は激怒した。

「私は試験勉強しているんだ!邪魔しないでくれ!」



予定では、碓氷のマンションで一緒に後期試験の勉強をするはずだった。



「普段から真面目にやっているんだから間際に勉強しなくてもいいでしょ?」

美咲の肩に頬を寄せ、ニコニコと碓氷は囁いた。



「私は碓氷とは違うんだ!お願いだから太ももから手を退けてくれ!」

「手を置いているだけだよ。」

碓氷は従わなかった。

「退けろと言ったら退けろっ!」

美咲の顔は鬼に変わった。

「ミサちゃんのけぇーち!」

碓氷は不満そうに太ももの奥に更に差し入れた。

その手を美咲はガッと掴んだ。

「いい加減にしろ!おしおきだっ!」

碓氷の両手を後ろで縛り上げた。



「ミサちゃん、これどんな緊縛プレイ?」

ワクワクと瞳を輝かせて碓氷は尋ねた。

「悦ぶなっ!」

美咲は更に怒り狂った。

「怒ってないで一緒に勉強しよ?」

「口も塞いでやろうか!」

「キスでお願い。」

「おっ、お前は分からん奴だな!」

「キスしてくれたら、一緒に勉強してあげる。」

「…本当だな?」

美咲はまじまじと碓氷を睨んだ。



碓氷はいつものとろける笑顔を見せた。



後ろ手でゆったりと座る碓氷にまたがり、美咲は唇を重ねた。

「んっ…いいよ美咲…」

碓氷の甘い呻きが美咲を熱くする。

舌先で彼女を翻弄する。



「これで満足か?さあ、勉強しよう!」

「ダメ。もっと…」

碓氷は目を閉じ、唇を差し出す。

「ううっ!」

美咲は真っ赤になりうろたえた。

「早く…」

碓氷は煽った。

唇を重ね舌を絡め、美咲の熱を上げる。

「た…たくみ…」

ふっと顔を上げ、唇を外した。

「もっとキスしたら、一緒に勉強するか?」

美咲はシャツのボタンを外し、胸に舌を這わせた。

「そんなに俺と勉強したいの?」

碓氷は容赦しなかった。

「だったら最後までしてよ。」

ニコリと微笑まれると美咲は拒めない。

ベルトを外して碓氷の身体を取り出すと口に含んだ。

固く大きな彼を貪った。

「俺だけイっていいの?」

「や…私も…」

美咲は下着を脱ぎ捨て、碓氷に重なった。

熱い身体が貫く。

「あぁっ…たくみ…」

手を縛られたまま、碓氷は器用に身体を揺らし、美咲を潤していった。

「んっあぁっあっあっ!たくみっ熱い!」

「美咲はがり勉だね。こんなに欲しがるなんて…」

美咲は我を忘れ、碓氷の首にしがみつき、繋がれた秘部の快感に酔いしれた。

「はぁっあっあぁっあっあっあぁっ!」

激しく揺らすと碓氷がうっとり笑みを浮かべた。

美咲は幸せに包まれた。



絶頂を向かえ、美咲はドサッと碓氷にもたれ掛かった。



「手を解いて、もう一回しようよ!」

「ダメだ!今度こそ勉強するんだ!」

「だって、試験が終わるまで、またお預けなんでしょ?」



クゥゥンと寂しげな瞳が美咲の心をかき乱す。

「あと一回だ!それが終わったら今度こそ勉強するぞ!」

碓氷の手を解くと、美咲は両手で頬を掴み、碓氷に唇を押し付けた。




☆END☆


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