碓×ミサ☆小説


□いつまでもどこまでも
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久しぶりのメイド・ラテ。

「すみません。勝手なシフトを入れて…」

美咲はメイド姿に着替えると、真っ先に店長のさつきに謝った。

「いいのよ。いつでも来てちょうだい!」

さつきは優しく微笑んだ。

他の仲間達も今まで通り接してくれた。

「ミサちゃんは大学に行くことに決めたのね。」

休憩時間になり、エリカも来てさつきも交えて話をした。

「はい。高校を卒業して就職しようかと悩んだんですが、母が大学に行くよう勧めてくれて…。もちろん母に経済的な負担は掛けられないので、奨学金を貰う予定です。」

「大学に行ったら、バイトは変えるの?」

「良ければ、ここで続けさせてもらえますか?」

「もちろんよ!ミサちゃんファンのご主人様達もみんなお待ちかねなのよ!」

「ありがとうございます!」

美咲は頭を下げた。



仕事が終わり裏口から出ると、碓氷が待ち侘びていた。

「待たせてごめん。スタッフルームに居てくれて良かったのに。」

「今来たばっかりなんだ。」

馴れた手付きで美咲と腕を組み歩き出した。

確かにいつものように身体は冷え切っていない。

「碓氷、今までどこにいたんだ?」

美咲は立ち止まり碓氷をきょとんと見上げた。

碓氷は目を細め、顔を赤らめ美咲を見返した。

「今日泊まっていける?」

「ああ、大丈夫だ…碓氷、私の質問に答えてないぞ。」

美咲が促したが、碓氷は黙ってまた歩き出した。



空腹だという碓氷が簡単な夕食を作り、美咲もお裾分けをもらって二人で食べた。

食器を洗い片付けている途中から、碓氷は我慢出来ずに美咲の身体を撫で回した。

台所のシンクに掴まり、制服のスカートをめくられ下着を取り去られると、美咲は碓氷に後ろから繋がれ喘ぎ声を上げた。

腰を押し付けながら、碓氷はリボンを外しシャツを脱がせ、キャミソールもブラも剥ぎ取った。

「たくみ…どうしたの?急ぎすぎ…」

美咲は碓氷に問いかけた。

「別に?いつもと同じだよ。ミサちゃんが早く欲しいだけ。」

美咲の丸い尻を押さえ、グイグイと刺激を与えた。

「あっ…あぁっ!」

美咲はよろけそうになりながら快感に身を震わせた。

一度果てると碓氷は美咲から全ての衣服を取り去り、お姫様抱っこした。

「お風呂に行こ♪」

バスルームに美咲を運び、バスタブに湯を張って中に入った。

美咲は碓氷の腕の中に身を任せた。

「たくみ…一人で何を抱え込んでいるんだ?」

碓氷はふっと息を飲んだ。

「…俺、イギリスに行くことになった。今日碓氷の本家に行って決まったんだ。」

「…いつ行くの?」

「卒業したらね。一度は断ったけど、兄貴の具合が良くないらしい…」

美咲はぎゅっと碓氷にしがみついた。

「大丈夫。一生離れる訳じゃない。美咲と別れたりしない。」

放心する美咲を抱え、身体を拭いてやり、ベッドまで運んだ。

身体を重ねると舌を差し入れ思い切りかき混ぜた。

乳房を揉み、舌で舐めて乳首を吸った。

「美咲…感じない?」

碓氷の頭を抱いたまま、無言でいる美咲を気遣った。

舌を這わせ、太ももを割り、秘裂を舐めた。

「んっ…あぁっ!」

美咲はようやく喘ぎ声を上げた。

いつもより大人しいが潤いは十分な秘裂に、碓氷は自らを繋げた。

腰を揺らし刺激を与えても、美咲はまだ顔を隠すように手で覆ったままだった。

碓氷はそっとその手を外した。

美咲の目から涙が次々と零れていた。

「俺は美咲と別れたりしない。」

「た…くみ…」

「いつだって、美咲を守ってやるから。」

美咲は答える代わりに碓氷の背中にしがみついた。

「俺を信じてくれる?」

「信じる…信じてる…」

碓氷はニコリと微笑み、美咲の顔を濡らす涙を吸った。

そして一気に腰を突き上げた。

「あぁっ!たくみっ…たくみっ!」

美咲は抑え切れずに身体をくねらせ声を上げた。

「あぁっあっあっあっ…!」

碓氷は果てたあと、美咲に被さったまま動かずにいた。

「たくみ…離れないで…」

「離れない。離さない…絶対美咲の元に帰ってくる…」

唇を合わせると、また深くキスを繰り返した。



☆END☆


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