碓×ミサ☆小説


□セクシーランジェリーを君に捧ぐ
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キーンコーンカーンコーン……

定期テストの終了を告げるチャイムが鳴った。

美咲はホッとため息を吐いた。

テスト勉強の期間だけ、また碓氷とは逢わずにいた。

碓氷は隙あらば美咲にちょっかいを出してきて勉強どころではなかったからだ。

変態宇宙人を大人しくさせておくことは無駄な努力だった。



隣りの教室をそろーりと覗いた。

何故か碓氷の姿が無い。

昇降口に行ってみた。

そこで待ち伏せする彼の姿も無い。

靴箱を見れば、既に上履きに変わっていた。

「私を置いて、先に帰ったのか……?」

美咲は悶々とした。



電話をしても留守電に繋がり、メールをしても返事が無い。

美咲は益々混乱した。

「碓氷の奴、どうしたんだ?」

悩みながらも彼のマンションを訪れた。

エントランスで呼び出すと、「はい。」と不機嫌そうな声。

「う、碓氷……遊びに行ってもいいか?」

「……合鍵持ってるんだから入っておいでよ。」

何とも素っ気ない返事が返ってきた。



部屋に入ると、彼はもう着替え終えてメガネ姿で出迎えた。

「……なんで先に帰るんだ?」

「美咲に断らないと帰れないの?」

益々不機嫌な声……

美咲は心無しかイライラした。

「私に不満があるなら言ってくれ!」

「……美咲は俺より勉強が大事なんでしょ?」

「そんなことは無い!」

「でも一週間も逢ってくれなかった……」

「すまなかった…碓氷を放置するつもりじゃなかったんだ…」

うつむく碓氷の頬を両手に挟み、美咲は彼の顔色を窺った。

そこにはいたずらに光る嬉しそうな瞳があった。

「一晩中俺の好きにしていい?」

碓氷は美咲を壁に押し付け、唇を重ねた。

「お、お前、何を考えてるんだ?」

美咲はじたばたと抵抗したが、ひょいと肩に担がれ、ベッドルームに運ばれた。



ドサリとベッドに投げ出され、美咲は碓氷を見上げた。

嬉しそうに魅入る碓氷…

「おしおきだよ♪」

組み伏し、美咲の口に舌を差し込むと、乱暴なほど絡めてきた。

一週間ぶりのキスに美咲の身体は熱を帯び、その先を求めて背中に指を這わせた。

「ちょっと待ってて。」

突然碓氷はキスを止め、クローゼットから何かを取り出した。

「ねっ♪これを着てみて!」

見れば、それは女性用のランジェリー……

「どうしたんだ、それ?」

「街をブラブラしてたら、目について買っちゃった♪」

「ちょっと待て!なんで男のお前がそんな店に入れるんだ!」

「んー、でもお店のお姉さんに彼女へのプレゼントだって言ったら喜んで選んでくれたよ!」

ニコニコと差し出す碓氷…

「だってサイズは知らないだろ?」

「これくらいって言ったら探してくれた♪」

碓氷は両手をお椀型に丸めて美咲に差し出した。

「着てみて!」

早く早くと催促する。

美咲は赤くなりながら、制服を脱ぎ捨て、碓氷の選んだ下着を身につけた。

必要以上に多いフリルの割に、身を隠す布地が少なすぎる。

「裸と変わりないじゃないか!」

美咲は両腕をクロスさせて身体を隠した。

「ちゃんと見せて…」

うっとりと上から下まで舐めるように碓氷の視線が美咲の身体を這う。

「すげー萌える。」

碓氷はまた唇を重ね、愛撫を繰り返した。

するすると指を滑らせ乳房に達したが、いつものようにブラを剥ぎ取ろうとはしない。

隙間から指を入れ、乳首を刺激した。

「あっ…やっ……はぁっ!」

美咲はいつもとは違う感触に悶えた。

「たくみ…いつもみたいに…して…」

「ダメ。」

碓氷は下着の隙間から差し入れた手で乳房を揉み上げる。

「ねぇ…舐めて…」

「今日は俺の好きにするんだから、美咲の言うことは聞かない。」

碓氷は舌を深く押し込み、息が止まるほど口づけを続けた。

「やっ…やぁん…んっ!んー!…欲しい…あんあっ…」

美咲はいやいやをするように碓氷の口から逃げ出した。

「ダメだよ♪ちゃんとキスして…」

乳房からすり抜けた右手が腹を伝い布の上から秘裂を弄る。

「俺が欲しいの?」

「たくみ…たくみが欲しい!」

「ダメ!もっと遊んでからだよ。」

碓氷は中指と人差し指を並べて美咲の秘裂を刺激した。

あっという間に溢れる愛液で下着は濡れた。

「たくみ…んっ!あっ…やっ…欲しい!」

「可愛いよ…」

美咲のおねだりに動じず、碓氷は刺激だけを与える。

「やっ…やだ…碓氷のアホ!」

美咲はグイッと碓氷を突き放し、体勢を入れ替えて碓氷を押し倒した。

「ミサちゃん、我慢出来ないの?」

ニヤリと意地悪く微笑んで、美咲の腰を捕まえた。

「もう…無理だ…たくみが欲しい!」

「いいよ、でもそれ脱がないで…」

布地をずらし、秘裂を露わにすると、碓氷は張り詰めた自分の身体を押し込んだ。

「あっあー!イイっ…!あっあっあっ…んっ!あっあぁ!」
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