碓×ミサ☆小説


□コスプレ☆ラブ
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メイド・ラテの店内。

碓氷は片隅のテーブルに座りコーヒーを啜る。

視線の先にはメイド姿の美咲がいた。

受験勉強のため、バイトの日数は減らしていたが、イベントなど忙しい時は必ず出勤する。

美咲の律儀な性格に変わりはなかった。

最近、美咲を指名する客が増えた。

元々スタイルが良くメイド姿も見栄えがするが、仕草にほんのり女性の色香が漂うようになったからだろうか。

今もまたオムライスを手に別の客の元に向かう。

注文を聞いて、ケチャップで文字を書く。

突き出した腰が艶めかしい。

自分の他にも、その姿に色めき立つ男がいることに碓氷は苛立った。

「ミーサちゃん!」

通りがかった美咲を呼び止めた。

「ご用ですか、ご主人様?」

美咲は営業スマイルで答える。

「…触ってイイ?」

耳元に囁いた。

「ダメに決まってるだろっ!」

真っ赤になって美咲が言い返した。

すると碓氷はすくっと立ち上がった。

「…帰るのか?」

「我慢出来ない。」

エリカに見送られ、碓氷は店を出て行った。



「お疲れ様!」

休憩時間になり、美咲はスタッフルームにやってきた。

帰ったはずの碓氷がそこにいた。

「碓氷、どうしたんだ?」

「ちょっと来て。」

碓氷は美咲をロッカーの影に連れて行った。

「何だよ、お前変だぞ!」

「変態宇宙人ですから。」

美咲をロッカーに押し付けた。

「キスしたい。」

碓氷は顔を近付けた。

「やめろ!私は今仕事中なんだぞ!」

スタッフルームには今二人だけ。

それでも美咲は焦って碓氷を引き離そうとした。

「いい加減にしろ、怒るぞ!」

「怒っていーよ♪」

唇を重ねると、いつもより激しく舌を絡めた。

「うっ…んっ…んっんー!うす…!」

「美咲が他の男の目に晒されてるの、我慢出来ない…」

胸を弄っていた手を一気に下まで伸ばし、スカートを持ち上げ突っ込んだ。

「やめろ、やめろーっ!!」

美咲は碓氷の手を押さえて抵抗したが、彼の力にかなうはずもない。

下着の上から弄り、キスを更に深くした。

美咲は諦めたのか、なすがままになっていた。

下着の中に手を入れ、秘裂に指を押し込み、美咲の奥を掻き回した。

碓氷は跪いて、美咲の太ももの間に顔を寄せ、下着をずらして舌を這わせた。

「やっ…やっ…!」

美咲は目をつぶり、碓氷の与える悦楽に耐えた。

「美咲が欲しい…」

「やめろ!これじゃ変態宇宙人じゃなくてただの変態だろっ!」

「ごめん…」

碓氷はやっと手を離した。

「我慢出来ないんだ。美咲を見てるだけで…」

「私はお前のものなんだ。いくらでもお前の好きにしてイイ。ただし仕事が終わってからだっ!」

美咲はゴツンと碓氷の頭を叩いた。

「かしこまりました、お嬢さま。」

頬にチュッと唇を触れ、碓氷は離れた。

「ねーねー!じゃあ仕事が終わったらウチにメイド服持ってきて!」

「ばっ、バカなことを言うな!これは仕事の服なんだぞ!」

「大丈夫!汚さないよーに気をつけるから♪」

碓氷はニコニコと笑った。

「…お前がどーしてもって言うなら…」

美咲は真っ赤になってうつむいた。

「今夜はメイドコスプレで燃えようね♪」

「イヤだー!」

碓氷は後ろから抱きついた。

「ご主人様にまかせなさい!」



交代のほのかが来るまで、碓氷はイチャイチャと美咲を抱きしめキスを繰り返した。




☆END☆


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