碓×ミサ☆小説
□我慢の限界!
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地獄の期末テストがやっと終わった。
何が地獄かと言えば、美咲が「期末テストが終わるまでお前とは会わん!」と拒絶したからだ。
成績優秀者の順位一覧表を見て、碓氷はホッと胸を撫で下ろした。
美咲の名前が堂々一位に輝いていた。
「あーゆーざわっ!」
隣のクラスをのぞくと、美咲はもう帰り支度をしていた。
「一位おめでとー!もう俺から近づいてもいいんだよね?」
碓氷はイチャイチャと美咲の周りを動き回った。
「お、おぅ!」
美咲ははしゃぐ碓氷に戸惑いながら、スタスタと昇降口に向かった。
「今日、これから俺んちに来る?」
「…悪いが、今日はバイトなんだ。」
碓氷はあからさまに顔を引きつらせた。
「すばるさんが風邪で欠勤するから、変わりに出ることにしたんだよ。」
「なんで?ちゃんと期末テストが終わるまで美咲に逢わないで我慢してたでしょ!」
「すまない!バイトが終わったらお前の好きなようにするから!」
「じぁー、あーんなことやこーんなこともしてもらおう♪」
「久しぶりに逢うのに、お前相当壊れてるぞっ!」
「美咲が俺にお預けさせるからだろ!」
碓氷はガッと下駄箱に美咲を押し付けた。
「学校に居る間はダメだー!」
美咲は思い切り碓氷を突き飛ばした。
メイド・ラテに着いてからも、碓氷のイチャイチャは留まるところを知らなかった。
「碓氷君たら、恋人宣言してから積極的よねっ♪」
「これでも抑えている方です。」
碓氷がキラリと目を光らせると、さつきはドバッと萌えの花に埋もれた。
「暇なら厨房を手伝えよ!」
「イヤだ!俺はミサちゃんだけを見つめているんだ!」
テーブルに肘をつき、両手で顔を支えてニコニコと美咲を見つめる碓氷だった。
「お疲れ様〜ミサちゃん!」
仕事を終えた美咲に、スタッフルームで待ち構えていた碓氷がベタベタとまとわりついた。
「お願いだから、着替えるまで大人しくしていてくれ!」
指を喰わえ、碓氷はうなだれた。
どんよりとする彼の頭を美咲は撫でた。
「待たせてすまなかったな。」
「じゃー俺んちに行こうね!」
一転、碓氷は上機嫌で美咲の腕を取った。
高層階にある部屋からは夜景が美しく一望出来た。
碓氷は明かりも付けず、美咲を招き入れた。
「私が悪かった。お前に我慢をさせ過ぎた。」
「俺、美咲の事ばかり考えておかしくなりそうだった。」
「良く…がんばりました。」
美咲はそっと碓氷の髪を掻き上げた。
また目を細め、顔を赤らめ、碓氷は美咲に笑いかけた。
「シャワー浴びた方がいい?」
「美咲の匂いを確かめさせて…」
碓氷は美咲を抱え込んだ。
「やっと安心出来る。」
「私もだ・・・」
たった一週間離れていただけなのに、碓氷の腕に抱かれ美咲はホッとした。
唇を重ね、夢中になって舌を絡め合った。
「熱い…早く脱がせて…」
碓氷はキスをしながら、もどかしそうにリボンを外し、ボタンを外し、シャツを剥ぎ取った。
「いつもみたいに触って…」
キャミソールを脱がせて肩に甘噛みし、ブラのホックを外すと剥ぎ取り、今度は乳房に喰らいついた。
「やっぱり…気持ちイイ…」
右手で揉み上げ、谷間に顔を埋め、ふっと息を吐いた。
口に含んだ乳首を舌で転がすと、美咲は疼いて小さく声を上げた。
「可愛いよ…美咲。」
ほんのりと赤くなって見返す美咲が可愛い。
乳房を更に舌で舐め回した。
「あっ、あぁ、たくみ…気持ちイイ…」
「知ってるよ…」
碓氷は嬉しそうに微笑んだ。
「私も…たくみが気持ちよくなることをしてやる…」
美咲は碓氷のシャツを脱がせ、裸の胸に唇を這わせながら、ベルトを緩め、ズボンを引き下ろした。
下着から彼のものを取り出すと、口に喰わえて舌で擦った。
「美咲…それするの、嫌いじゃなかったの?」
「たくみが感じて気持ちよくなるなら…いいんだ。」
手で掴んだものを上下させ、舌先でクチュクチュと舐め回した。
「…そんなこと、どこで覚えたの?俺は教えてないのに…」
碓氷は快感に痺れながら美咲の頭を撫でた。
「前に言っただろ…私はたくみの事ばかり考えてるって…」
「あんまり気持ち良くすると、口の中で終わっちゃうよ?」
「イイよ…たくみが欲しいなら何度でもするから。」
美咲はぼうっと赤らんだ顔で口の中のものを舐め続けた。
「じゃあ、俺も感じてさせてあげる。」
碓氷は身体の向きを変え、美咲の太ももの間に顔を埋め、秘裂を舐め回した。
「あっ、あぁ、あぁ!」
快感が身体を貫く。
美咲はピクピクと震えた。
「一回、美咲の中に入りたい。」
碓氷は鞄から四角い袋を取り出し、中の物を自分に被せた。
「来て…奥まで来て…」
美咲をうつ伏せにし、後ろから身体を繋ぎ合わせた。
「んっんっ!あぁ!」