碓×ミサ☆小説


□温泉でチャップン♪
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「さぁー着いたわよー♪」

さつき店長を先頭に、メイド・ラテ御一行様は温泉宿を訪れた。

「それにしても店長は良く当てましたね!」

「日頃の行いがいいからよー!」

商店街の福引きで、さつきは見事に一等賞の温泉旅行を引き当てた。

せっかくなのでお店のみんなで慰安旅行となったのだ。

普段からハイテンションなさつきだが、今日は更にご機嫌だ。

「私達、露天風呂に行ってくるから碓氷君は葵ちゃんと男湯に行ってね!」

「なんで僕がコイツと一緒に風呂に行かなきゃなんないの!」

葵は頬を膨らませた。

「いーじゃん、俺と背中の流しっこしよー笑」

碓氷の目がキラリと光った。

「お前はミサキチとイチャイチャしてろよ!」

「だってー、さすがの俺も女湯には付いていけないしぃ!」

「そんな変態行為は私が許さん!」

美咲は真っ赤になった。

―――今日は碓氷と別行動なんだな…

「じゃあ、ミサちゃんは私達が借りていくね!」

しゅんとする美咲の背中をエリカが押した。

ほのかも腕を絡ませ美咲を引っ張った。

「ごめん、碓氷、そのー…」

「はいはい、いってらっしゃい!」

碓氷は笑顔で手を振った。



女同士、裸で遠慮無くキャーキャーと風呂に入り、豪華な夕食を囲んで一段落した。

「ミサちゃん!ちょっとちょっと!」

廊下からさつきが手招きした。

「どうしたんですか店長?」

美咲が尋ねると、さつきは目の前に鍵をプランと垂れ下げた。

「ホテルの人がね、貸切の露天風呂をどうですか?って言ってくれたの。予約のお客さんがキャンセルしたみたいで!」

「それで?」

美咲はキョトンとした。

「良かったら、ミサちゃんと碓氷君で使って?」

「えっ、えぇーっ!?」

「いいから誘っていってらっしゃい!」

さつきは鍵を美咲の手のひらに押し込んだ。



「う、碓氷!」

部屋を離れ、中庭でブラブラしていた碓氷を捕まえた。

「なぁにーミサちゃん、赤い顔して?」

「あのーそのー、だな!私と風呂に行かないか?」

「えー?俺を女湯に入るような変態にするの?」

「違うっ!」

美咲はしどろもどろでさつきの話を伝えた。

「なんだ!楽しそうだな。行こうよ鮎沢。」

碓氷は美咲の手を掴むとズンズンと歩き始めた。



貸切の露天風呂はこじんまりしていたが二人で使うには十分な広さだった。

「なに照れてるの?」

美咲はタオルを巻き付けたままオドオドしていた。

「お前、恥ずかしくないのか?」

「どうして?散々俺の裸見てるでしょ?」

とは言え、風呂場の灯りの下はいつもとは違いすぎる。

「恥ずかしいなら俺が後ろから洗ってあげる♪」

碓氷は手のひらに石鹸を泡立て、美咲にこすりつけた。

「ひゃっひゃっ!くすぐったい!」

美咲はくねくねと身を捩り笑い転げた。

「そんなに暴れないでよ!」

抱きしめるように碓氷は腕を回した。

そして腹から下に手を伸ばし、茂みを分けて指で擦った。

「やっ、そんな所まで!」

「いつもしてるでしょ!」

背中から湯をかけ石鹸を洗い流すと、そのまま唇を這わせた。

「美咲の肌、滑らかで気持ちイイ…」

「碓氷、石鹸舐めちゃうぞ!」

「大丈夫。」

器用に手のひらで美咲の身体を弄び、碓氷は湯を掛けていった。

「碓氷…もう…おっきい…」

「鮎沢が綺麗だから感じちゃった!」

前に回り込み、乳房をほおばった。

「んっ、んー…!」

「横になるのはちょっと無理だから、向かい合ってしよ?」

碓氷は美咲の腰を抱えて自分に繋げた。

「あっ…んっ!」

「滑って上手く動けないや。」

「私が…動かすから…」

美咲は目を閉じ、身体の中心に集中した。

碓氷の首に手を回し、腰を上下に激しく揺らした。

碓氷の身体が美咲の中で膨れていく。

「あっ、あっ、あっ…あぁ、あっ!」

「美咲、気持ちイイよ…」

碓氷の瞳がトロンと見つめる。

美咲にキスを返し、乳房を揉み上げる。

「ぅすぃ!あっ、あっ、んっんー…イイ!」

「美咲ごめん、出すから…」

碓氷は慌てて身体を離した。

美咲の太ももが白く濡れた。

「ごめん、先にイっちゃった…」

「いいよ、気持ち良かったか?」

碓氷は美咲の頬を両手で挟み、唇を重ねた。

「ミサちゃん最高!」

突然、クシャンと美咲が身体を折った。

「お湯に入って温まろう!」



露天風呂の湯船で美咲は碓氷の胸に埋もれて夜空を見上げた。

初夏の星空は満天の輝きを放っていた。

「またお前と二人で温泉に来たいな!」

「美咲が行きたいなら何処へでも行くよ、ストーカーですから♪」

碓氷は唇を重ねた。



☆END☆


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