碓×ミサ☆小説


□キッチン☆タイム
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いつもの休日。

恋人になって、碓氷の家で過ごすことが多くなった。

「なぁ碓氷…お願いがあるんだが。」

美咲は緊張しながら上目使いに碓氷を睨んだ。

「なぁーに?ミサちゃんの頼みなら何でも聞くよ?」

目を細め、首を傾げて碓氷が微笑む。

「私に料理を教えてくれないか!?」

「どういう風の吹き回し?」

「いや、だから、そのぉ〜、いつもお前にばかり食事を作らせるのは悪いから。」

「ミサちゃんの手料理が食べれるなら嬉しいな。」

「お、おぅ!私だって経験を積めば何とかなる!」

美咲は早速台所に立った。



「最初だから簡単に出来るものにしようか。」

碓氷は冷蔵庫の食材を取り出し、美咲の前に並べた。

「これで何が出来るんだ?」

「ピラフとサラダ、かな?」

碓氷は米を研ぎ、ザルに上げた。

「ミサちゃん、みじん切りなら得意?」

「や、やってみる!」

包丁を持つ手がどこかぎこちない。

「緊張しないで?」

碓氷は後ろから手を重ねた。

「くすぐったいぞ!」

美咲は思わず吹き出す。

「気にしない!」

碓氷は美咲の手をリズミカルに動かす。

玉ねぎも人参もあっという間に刻まれた。

「米をフライパンで透き通るまで炒めてね。」

「分かった…なぁ、少し離れてくれないか?動きにくいんだが。」

焦る美咲をよそに、碓氷は後ろから回した手を離そうとしない。

「鮎沢のエプロン姿、すっげえ萌える!」

そう言って、首筋にチュッとキスを送った。

「ば、ばか止めろ!危ないだろ?」

「けぇーち!」

子供のように碓氷が拗ねる。

炒めた米と調味料を混ぜ、炊飯器に掛けた。

後で混ぜ合わせる具材を炒め、サラダを冷蔵庫で冷やす。

「ご飯が炊けるまで時間があるね!」

碓氷は嬉しそうに美咲の耳元に囁く。

「先にミサちゃんを食べてイイ?」

「えっ?まだこんな時間なのに?」

「どうせなら裸エプロンがよかったなぁー!」

碓氷は美咲の服に手を掛けボタンを外した。

「うす…やっ!」

美咲が抵抗する間もなく、エプロンを残して上半身は裸になった。

「きれいだよ…」

碓氷はスラリとした美咲の背中に唇を這わせ、キュッとキスマークを付けた。

「お前、またそんな所に!」

「ここなら誰にも見られないでしょ?」

両方の乳房を手で弄びながら、背中に更に唇を這わせた。

「あっ…んっ…う…すい…やっ!」

美咲はくすぐったいのを我慢しきれず、身体を捩り、シンクに倒れ込んだ。

「後ろからして欲しいの?」

碓氷は囁き、スカートの中に手を入れる。

「もう濡れてるね。」

下着の上から手を這わせる。

「碓氷が私を食べたいなんて言うから…」

美咲は身体が熱くなる。

「美咲のここはデザートより甘いよ?」

スカートを捲り上げ、脚を開かせる。

顔をうずめて舌で舐め上げると、美咲がブルッと身体を震わせた。

「やっ…お風呂に入ってないのに!」

「美咲の、美味しい。」

「んっ…やっ、やっ…!うすい…あっ!」

「ミサちゃんは感じてて。」

シンクに寄りかかり、美咲は喘ぎ声を上げる。

立ち膝のまま、碓氷は美咲の秘裂に舌を這わせ、指を挿れかき回す。

「はぁ…はぁ…あっ!あっ!んン…イイ!」

美咲の喘ぎはますます高まる。

「ご飯食べたらもう一回スルから…いい?」

碓氷はベルトを緩め、大きくなった自分を取り出す。

ポケットから取り出した四角の袋を器用に破り、中のものを被せた。

「碓氷!何その準備の良さ?」

「ミサちゃんを困らせる訳にいかないでしょ?」

ニコリと微笑んだ。

「行くよ?」

「あっあぁ!」

碓氷の身体が繋がると、美咲は更に声を上げた。

「うすぃぃ!ぁ!あん…イイ…あっあぁ!」

「美咲、気持ちイイ?」

「ん!あぁ…う…すぃ…き…もちい…い…あん…!」

後ろから挿入した身体を突き上げるたび、美咲の声は甘く高まる。

「もっと…もっと…感じて…」

碓氷は我を忘れて美咲の悶えに聞き入る。

小振りの乳房は手の中で揺れる。

やがて美咲自ら腰を振り、碓氷は更に身体を奥へと届かせようと突き上げる。

「うすい…うすい…イきそう…」

「イイよ…一緒にね。」

美咲の高い声と共に、碓氷は中に放出した。



「アホ碓氷、全然料理が出来なかったじゃないか!」

ソファーにうずくまり、美咲は顔を膨らませた。

「続きはまた今度ね!」

そう言って、出来上がったピラフを美咲の口に運んでやる。

「ご飯のあとはお風呂でしよっか?」

「この変態宇宙人!」

美咲は顔を真っ赤にした。



夜はまだまだこれから。



☆END☆


H23.08.17

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