恋愛小説

□何度でも愛してあげる★
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ただ今、花籠 花蓮(はなかごかれん) 中二
は、おけいこし終えて帰るところ。
疲れてあちこちが痛いのも、あまり気にならなくなりました。
そうね、ちょっとふらつくけど。そんなことを考えていたら・・・・。
「お嬢様!はしたないわ。ちゃんと歩いて
くださいませ。」
「わかってるわ。そんなことこれは、早歩きよ」
するとメイドの明菜は、ため息をついた。
「へ理屈はいいのです。してください。。」
私ははい、と一言言ってから、明菜の元へ戻った。
「学校はどうです?楽しくやってますか?」
「もちろんよ!でも、みんな上品すぎてつまらないわね。」
「当たり前です!お嬢様は一番ちゃんとしてもらわなければなりません!学校で1・2を争うほどの令嬢の娘なのですよ?!」
そんな会話がリムジンの中で繰り広げられていた。
「明菜、あなたがお嬢様だったらばっちりじゃなくて?」
「お言葉ですが、お嬢様よりは。ですよ」
「なによ!失礼ね。」
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