TVXQ Poem

□軒下のモンスター
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ある日、君は僕の前に突然現れた。


こんな田舎町に似つかわしくない都会の雰囲気を身にまとって…


君に出会って僕は変わった…


いや、違う…


僕は気づいてしまったんだ…



僕は皆と好きになる人が違うって事に…



でも、この町じゃ普通に結婚して

子供も何人か授かって育てて

そこそこ幸せに暮らすことが当たり前と誰もが信じているから


僕のこの気持ちが報われる事は無いだろう…



僕は親を悲しませたくないし、自分に嘘をつきたくもない…


それでも心は譫言のように君の名前を呼ぶから、気づかれないように心の口にそっと鍵をかけるんだ…


そうして君の事考えないようにしてるのに

あまりに都会的な君の雰囲気のせいか、君には彼女ができなくて結局夏祭りには僕を誘った…


遊ぶだけ遊んでじゃあねって別れるのが辛くて…


でも、この恋は叶いそうもないから心の口を塞いでおくよ…


でもこの気持ちを消すこともできなくて、

あぁ…いっそモンスターにでもなって君をひっそりと見つめていたいよ…



ある日突然現れた…田舎町にふさわしくない都会的でとっても美人な君…


心は譫言のように君の名を呼ぶけれど、この恋は叶いそうもないから…


せめて君を見つめさせて…




END

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