TVXQ Story

□マーメイドを愛して
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『今日からの撮影は海のダイビングがあるから、インストラクターを紹介する。』


そういわれて連れてこられたインストラクターは長身で、鍛え上げた体でそれでいてモデルの様なやつだった。


「チョン・ユンホです。ユノと呼んでください。」


俺は一目惚れしてしまった。
輝く笑顔から目が離せなくなった。













数日前…



「わぁーい!海だって!

砂浜サッカーしようよ!
うはーん!」


「ジュンス、せっかくの海なんですから、サッカーは無しです!

やっぱり泳ぐしかありません!」


久々の野外ロケ…

しかも海だという事で弟達のテンションは高い。





俺は海が嫌いだ。


砂浜暑いし、日照りハンパないし、日焼け痛いし…



何より、俺の自慢の白肌がこんがり焼けるなんて…

考えられないっ!


「ジェジュンヒョン、せっかくですから水着買いましょうよ。

久々の海ですから!」


「俺は海嫌いだし、泳ぐ気も無いよ。」


チャンミンを突っぱねる。

「ジェジュンヒョンそっけない…

でもなんか、潜るシーン有りみたいでしたよ?」


「はぁ?…っ!」







こうして最悪のロケへ出発したのだった。






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